ヒデとマダムの問わず語り 〜好きにさせてよ〜

とあるアンダーグラウンドなバーのオーナー「ザマさん(ヒデ)」と70年代生まれの通称「マダム」が、アート中心に好き勝手語るバーチャルサロンです。よろしくどうぞ。

おかえりJK! 〜Jamiroquaiの再襲来〜

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ジャミロクワイが新譜出すねえ!」

美味しい物を食べることについては努力を惜しまないアンダーグラウンドなチーム、通称「豚部」所属の美保嬢が、遅ればせの新年会と称して、松坂牛のしゃぶしゃぶを食べに我が家にやってきたのは3週間前のことだった。

「え!そうなの!?それは知らなかった!…JKがついに帰ってきたのか…!!」


90年代を多感なティーンエイジャーとして過ごした世代の私達、
特に私個人にとってJamiroquaiは、間違いなくアイドルである。

そして遂に今朝、カーラジオのInterFMからまさしく新曲「Cloud 9」を聴いた時の第一印象は、
「やることやってんね・・・!」であった。
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Jamiroquaiといえばベムベム弾む図太いベースライン、早過ぎず遅過ぎずの「ちょーどいい」BPM
そしてどこにいようが聴いている空間をダンスフロアにしてしまうマジカルな仕上がり。
半音上がり、半音下がる心地の良いメロディ運びは相変わらずで、助手席で思わず、「おかえり、JK!」と叫んでしまったのである。

裏を返せばそのJamiroquai節は90年代にすっかり味わい尽くされ、消費されたとも言えるが、

だからどうした、私は待ってたよ。


あの時打ち出されたメッセージは強烈で、歌詞を読むだけでも意義があった、だけどそれから世界はどうなってる?


再びJamiroquaiがアラートを鳴らし始めた。



テクノロジーとAIの台頭で我々が失いつつあるもの、世界の道しるべをもう一度。 


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