2016-10-11 10月の詩 〜ヒデ編〜 詩 鈍色の雲にかくれた10月の太陽。 お前は醜く年老いてしまった。 夏の光を求める空蝉達は 虚ろな顔で空を見上げる。 あの輝いていた夏の光はどこに行ってしまったのだ。 あなたが居ない光のない世界で口笛が聞こえてくる。 哀しい歌だけが僕らに残された光だ。 詩&写真 ヒデ