2017-06-07 天使の囁き 詩 1994年か5年、天使に出逢ったことがある。 パーティの朝帰り、レストランでクラブハウスサンドウィッチをパクついてた、付け合わせのフレンチフライは勿論極細。 レストランの大きな窓からは朝陽が差し込んでいて、始まったばかりの日曜日、これからベッドに潜り込もうという身には少々後ろめたい眩しさだった。 天使は言った、 「知ってるかいベイビー。 人間は本当は、七色の光に包まれてるんだ、 みんな忘れちゃってるけど、本当はそうなんだ。 全員この世で、それを思い出す旅をしてるのさ」